<おばあちゃんの家にはこんなものが>





年末の大掃除が終るころお母さんは立ち上がって宣言した


「家中の蛍光灯を新しいものに取り替えて
明るく爽やかに新年を迎えましょう!」

毎年これでおばあちゃんとお母さんはひともめする


おばあちゃんはお母さんに反論する



お母さんはにこやかな顔で受けて立つ




突然ふられたお父さんはうろたえる



お父さんが出てくると一応の決着はつくことになる



しか〜〜〜し!おばあちゃんはこの蛍光灯を捨てる気は
これっぽちもないのだった

おばあちゃんは例の「とりあえずの間」に
この蛍光灯を全部しまい込む

このもめごとは、毎年繰り返されることなので
古い蛍光灯は、どんどんたまる

このおびただしい数の古い蛍光灯が保存されているということを
お母さんが知らないはずはなく
おばあちゃんとお母さんのさらなるもめ事の原因のひとつにもなっていた



ふうーーっ!!
今回は少し長いお話なのでここで一休み

しかしなんですねえ・・
人生思い通りにいかないことって多いですね
何かしようと思うと必ず邪魔が入る・・
というかすんなりいったためしがない

ま、そこんとこをいかに切り抜けるかが
人生の醍醐味っていうのかもしれませんがね

なあんて悟ったような事言ってますが、
実はいつも必死でもがいているんですよ

はははは

はい、これで休憩はおしまいにして「頑張れおばあちゃん」の続きを
見ることにしましょう






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