ーある日それは突然やってきたー



暮れに取り替えたお茶の間の蛍光灯が
なんと一年もたたずして突然調子悪くなってしまったのだ


おばあちゃんは急いで「とりあえずの間」から
古い蛍光灯を持ってきて取り替えた






おばあちゃんは勝利のおたけびをあげた


しか〜〜〜し!それは一夜限りの喜びだった
次の日お母さんは新しい蛍光灯を買ってきてつけ替え、
古いのは割ってゴミ袋に入れ捨ててしまった



おばあちゃんはとりあえずの間の前で考えた

捨てるべきか捨てざるべきか・・・・

おばあちゃんは頭をふった



「あたしゃまちがっていないよ!!
使えるものを捨てるというのは
絶対に良くないことに決まっているんだから」



おばあちゃんはきぜんと胸を張って
「とりあえずの間」をあとにしたのであった

頑張れ!おばあちゃん



いやー今回は涙なくしては読めないお話でしたね。最後、皆さんが思わず「頑張れ!おばあちゃん」と叫んでしまったのを作者は聞き逃しませんでしたよ。
これからも、おばあちゃんを温かく見守ってくださるようお願い申し上げます。





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