これは壊れたクーラー

「おばあちゃん!クーラーをつけ換えた時、どうして電気屋さんに壊れたのを持って帰ってもらわなかったの?」
「だって、持って帰ってもらうのに2千円も払わなきゃならないなんて、あたしには勿体なくって出来なかったんだよ」
「うちには物置なんてないし、部屋の隅にあんな物いつまでも置いておけないわ」
「置いておけば、いつか修理して使うこともあるよ。きっと」

ないっ!!絶対にない!!一生ないっ!!


リアルに描かれたクーラーを見て、作者の家に実際に存在するものだと思われた方もあるかもしれませんが、残念ながらここに書かれてあることは、すべてフィクションです。
そんなバカな物は、我が家には絶対にありません。本当にありません。あるわけないです。





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