やっと更新初め
2006年1月13日

明けましておめでとうございます

・・・って、
「もう1月13日にもなって、何を寝ぼけたことを言うてんねん」
と言わないで。

ぼやっとしていたら、
2週間なんてあっと言う間に
過ぎてしまいました。

この調子で、ぼやっとし続けていて
はっと気がついたら
100才くらいになっていたりして・・・
(私ならあり得る!!)

ま、そんな風に
知らない間に、年を重ねていくことができたら
幸せかもしれませんよね。

そういえば年末、
年を重ねていくことについてちょっと、考えました。

それは年賀状を作っている時でした。


今年の年賀状はこれです。




この年賀状、
初めは「明けましておめでとうございます」ではなく
こんな文字を入れていました。



絵の中のおばあちゃんの気持ちを書いたのですが、
私に、二人の孫がいると思われても困るから
結局は「明けまして・・」になりました。

その時、思ったのです。
本当にこのおばあちゃんの年齢になったとき、
私は、何を考えているのかな?って。

今は、子供はいるけど、孫はいない私。
耳も遠くないし、さっさと歩くことも出来る。
やりたいこともいっぱいで
まだまだ、夢も持っている私。

これから年を重ねても
今と同じことをずっと考え続けているかしら?

おばあちゃんの物語を描いているけど
おばあちゃんの気持ちは
想像でしかないんだなあ・・って。

この絵の中のおばあちゃんの年代になった私は
どんな、絵本を描くのかなあ?

想像したら、ちょっとドキドキしてきました。

年末、そのことを
知り合いに話しました。

「70才、80才の私が
どんな絵本を描くかとっても楽しみ!」と

そしたら、言われました。

「大西さん、70才、80才になったら
描くのはかなりきついと、みんな言ってますよ」と。

果たして、きつい思いをして
私は絵を描いているかしら?

きつい思いをして描く物語は
今と同じ
この一瞬を生きることのいとおしさの物語なのかしら?

それとも・・・

来年のことを話すと鬼が笑うというのに、
何十年も先のことに思いをはせる私でありました。


皆様今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

 

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