無惨!!
嗚呼・・・コイモちゃん

2007年4月2日

私は、料理は嫌いです。
苦労しても、報われないからです。

料理の下手な私でも、コイモくらいは煮ます。

皮剥いて、
塩でこすってぬめりをとり、
米のとぎ汁で茹でて、
だしを鰹節でとって、
砂糖と醤油で味付け!!

ほら!完璧でしょう?

しかし、このあと、私、予想外の行動をしました。
予想外の行動のあとは、予想外の結果が待っているものです。

少し経って、鍋をのぞき込んだら
だし汁の上にコイモの頭が出ています。
このまま煮ても、だし汁から出ている部分には味が付きません。

そこで、臨機応変、どんなことにも素早く対応する、優秀な頭脳を持つ私は、裏技を使いました!!!

鍋を傾けて煮ることにしたのです!!






おーほっほ
ほっ・・・・

案の定、コイモはすっぽりだし汁の中に沈み込み
このまま、あと少し煮込めば、完璧のはずでした


しかし、物事は、思ったようにはいかないもの。

私、鍋を持っているのが、面倒になったのです。
ほんの少し持っていればよかったのにね。

手を離しても、鍋を傾けていられる方法はないものか???


ここで、
臨機応変、どんなことにも素早く対応する、優秀な頭脳を持つ私は、裏技を思いついてしまったのです。

鍋のふたを支えにするのです!!






時として、
臨機応変、どんなことにも素早く対応する、優秀な頭脳を持つ人間は
今まで誰も、やろうとはしなかった、未知の世界に足を踏み込むことがあります。
そして、そのことで、大きな不幸に見舞われたりするものなのです。

そろそろ煮えたかな?というころ、
火を止め、鍋にふたをしました。

その瞬間、「ピシッ!」という鈍い音が!!

ガラスのふたに、蜘蛛の巣のようなひびが入ったのです。





ガラスのふたをコンロにかけるおばかは、この世に私以外にはいますまい・・・

あわてて、鍋からふたを取ろうとしました。
が!!ふたは取れず、
ふたのつまみだけが取れました。


ガラスのふたには、ぽっかり穴があきました。

ほらね↓





そして・・・・
手間暇かけて煮たコイモの上には
ガラス片が、美しくちりばめられたのでありました。ううう・・・






だから・・・・だから・・・・

私は、料理が嫌いなんだ!!!!!!

ううう・・・

今日は思いっきり泣きます!!!!

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