講 演
2006年3月23日


こんなへなちょこの私なのに、時たま講演を頼まれます。
勿論、いままで、可能な限り断ってました。

この間、近くの図書館から頼まれた時
こんなこと言われました。

「大西さんが普通と思っていることを
私達たちが聞いたら新鮮なのです」

これを聞いて、ドジ話を更新した時の
皆様の反応を思い出しました。
確かに、私が普通だと思っていることは
他の人にとって新鮮なようです・・・

ま、そんなこともあって、
一時間とちょっと、絵本作家になったいきさつやら、
今度、発売される絵本のことやら、ホームページのことやら、
お話しさせてもらいました。

講演のあと、質問がありました。

「女の人は、結婚したり、子供ができたりしたら
やりたいことをだんだん諦めるようになるのに
大西さんが、絵も、結婚も、子育ても
何も諦めなくてやってこれたのはどうしてですか?」

講演のあと、高校の友人に
「こんな質問された」と、話したら、

「おまえ(男性です)まさか、私はアホだから何も考えないで
やってこれたのです。なんて言わなかったやろうな?」

と言われました。

ぎくっ!!

なんでわかったんだろう・・・

普通そういう質問の時は
自分一人がやらねばならないと、頑張るのではなく、
家族にやりたいことを理解してもらい
甘えられるところは甘えて、
みんなで同じ夢を追いかけるようにすればいいのです。

なんて、格好いいことを
語るものなのに、私ったら!!!

質問した人は
唖然としたでしょうねえ・・・

ま、普通はこんなこと言わないのに
言ってしまうところが、新鮮といえば、新鮮なのかも。

・・・しかし・・・

今度、講演を頼まれたら一応断って
それでも、やることになったら、
質問は受け付けないでおこう。
と心に固く誓う私でした。

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