壊れゆく鍵!

2003年1月22日


私は大阪に住んでいます
阪神大震災の時、もともと微妙に傾いていた我が家が
ますます微妙に傾きました

それでその年に、思い切って家の建て替えをしました

ですから今年で我が家は築8年です



我が家にはトイレのドア、洗面所のドア
キッチンへのドア、仕事場のドア、子供の部屋のドアなど
合計7つのドアがある(玄関を除く)




そのうちのキッチンへのドアの鍵が
突然壊れて開かなくなった
このドアは外側へ、開くようになっていて

キッチンにいた私は閉じこめられてしまった!

めがね君が帰ってきて外から鍵を壊してくれ
やっとドアが開き私は買い物に行くことができた

その後、壊した鍵を付け替える為近くのホームセンターへ
行ったが、同じ寸法の鍵が見つからない
(メーカーの名前もわからない)
仕方がないので寸法は違うけど似たような鍵を買って帰り
付け替えた

ところが、 買ってきた鍵が前のより小さかったので
鍵のねじの穴が ドアに残った


前の鍵
買った鍵




これは実にみっともない!

そのうち鍵の専門店などを巡って
ぴったり合う鍵に付け替えるつもりだったが
なんとなくそのままになった

さて、キッチンの鍵騒動から間もなく
今度はトイレのドアの鍵が壊れた

その時私はトイレの中にいて

またまたとじこめられてしまった

あーあー、めがね君が帰ってくるまでの時間の
長かったこと!!

(トイレにはいる時は、携帯電話を 携帯しよう!)

この時、私達は初めて、理解した

このドアの鍵は8年の寿命だったということ
そして、ドアの開け閉めの回数によって

壊れる時期が微妙に違ってくるということ

私達は次に壊れる鍵を予測した
キッチン→トイレ→洗面所

おそらく次は洗面所だろう!


早く鍵を探して取り替えなければ!!
しかし行動に移す前に洗面所のドアの鍵が壊れた

私はやっぱり洗面所にとじこめられた



人生は予期せぬ事が起こりますが
予期しても
このように
予期が無駄に終わる
おばかな人間もいるという
お話しでした

おしまい

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