L.A.コンフィデンシャル交渉人

11月20日

昨日のお話し。

私は推理小説を楽しめない人間です。

人が死んでるのに
謎解きなど楽しめないわ!
というのがその理由です。

世間の楽しみの一つを知らないかわいそうな人間です。

映画でも同じ理由で
ミステリーや刑事物は積極的に見ることはしません。

でも当たり前のことながら
どんなジャンルでも

面白いものは面白い!!

積極的に見なくても偶然に見ることがあります。
偶然にレンタルしたりしてね。
(レンタルするというのを積極的と言わずして何という?)


「L.A.コンフィデンシャル」と「交渉人

は面白かった。

特に
「L.A.コンフィデンシャル」
何度見ても緊張感があって面白かった。

見てから随分経っているのに
私は、 脈絡なく突然

「L.A.コンフィデンシャル」は面白かったねえ・・・!
など、メガネ君に語りかける。

そのときメガネ君はビクッとして、あいまいに
「う・・うん・うん」と答える。

これを何度も繰り返す。

ともかく、面白かったなあと思い出すたびに
語りかけるので
メガネ君はその度に「ビクッ」である。

で、この間は
物語のあの結末がよかった!
とまで、私は語り始めた。

「あの、小柄な年輩の上司が
犯人だったなんてねえ・・・」

と言ったらいつもなら
相づちを打つメガネ君なのに
反応がない。

「ほらほら、あの最後の場面
シェーンは死ななかったんだよって言うところ」

メガネ君
「??????」

「もう!忘れたの?(私ちょっとイライラしながら)
ケビン・スペイシーが盗んだお金の3分の1をくれって言ったら
犯人がそんなものもっていない。
もうつかっちまったと言う場面」

映画好きの人は
もうおわかりでしょう?


「L.A.コンフィデンシャル」と「交渉人
をごっちゃにしているのでした。

それにしても
メガネ君は
あいまいに返事しない。

そう、いつも、あいまいに返事をしていると思っていたけど
あれは真剣だったのだ。
真剣に、どう返事していいのか
考えるからあいまいに聞こえるのでした。

奥さんのおしゃべりなど
適当にうまく付き合っていればいいのにね。
私は時々
メガネ君は偉大だと思う。

こんな私とずっと夫婦やっていることがそもそも偉大なのだと思う。

これはのろけなのかなあ・・・

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