2002年2月17日
昨日、大阪の「子供の読書と教育を考える会」というところで
お話しをさせていただきました。
この私が・・・・・・
たまに、小学校のPTAの集まりや、保育園の先生の集まりなんかで
話をしてほしいと言われるのですが、こんな私です。
ホームページを見てもおわかりのように、
他人様が聞いてなるほどを思えるような話が出来るわけはございません。
それで、いつもは丁重にお断りしていたのですが、今回は
断る機会を失ってしまって、話す羽目になったのでございます。
案の定、お話しできたのは、大西がいかにおばかに生きているか
それを披露したような軽薄な内容で・・
いやあまいったまいった。
で、話のあと、絵本「わたしのおばあちゃん」の内容について
質問がありました。
「このハルコさんの職業は看護婦さんかしら?」
朝遅くまで寝ていて、家事もせず、きっと夜お仕事をしているんだ!!
と考えられたわけで。
おお・・すばらしい!!!
ハルコさんはただの怠け者ではなかったのだ
それもありか・・・
むむむ・・
実は、初め、ハルコさんは夜絵を描いている絵本作家の設定をしていたのです。
そう、作者の分身ですね。
だから、好きなことに素直に精一杯、心をかたむけ自分の作品の糧に
している人なのです。でもそうなると、なんかすごくまとまってしまう・・
絵本としてはまとまっていいけど、このホームページではなんかね・・・
だからもう少しの間、ハルコさんはただの怠け者で、描いていきたいと思います。
そのうち、実はハルコさんは・・というお話しも描いてみたいですね。
いつもは家にこもって、ひたすら絵を描く生活の私ですが、昨日の集まりに参加して
色々考えるきっかけになってよかったなあと思っています。
世の中には絵本のこと、漫画のこと、子供の教育のこと、いろんなことを
真剣に考えている人が、たくさんおられるんだ。
創る方もちゃんとしなきゃ。と心を新たにした日でもありました。
大西ひろみ
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