おばあちゃんは、裁縫箱の前に座ると、
首にかけていた物をゆっくりとはずした。

それは細長い布だった。
その布には、もうすでにレンジパネルの
磁石が縫いつけられていた。




おばあちゃんはさらに今の磁石をひとつ縫いつけた。




「おばあちゃん・・もしかしたら・・・」



「もしかしたら・・」




「こ・・・これは・・・・」






今、唖然として手にしていたマウスを机の下に落としてしまったあなた!まだまだおばあちゃんのことをわかっていなかったんですね。おばあちゃんはそういう人だったのですよ。





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